- クラフトマン -
・Yasyshi Shirahase (CHAPTER1) / ストラップ
・Kozue Naito (CHAPTER1) / ペイント
・Haga Noriko (Glass Hoppers) / ヒュージングガラス
・I Made Widiarsa (WiDHi) / バリシルバー
【ストラップ】 CHAPTER1 / Yasushi Shirahase
サーファーズアクセサリーとして最も重要な事は、装着したままサーフィンが可能で濡れてもすぐ乾くアクセサリーである事。
全てのアクセサリーのストラップは、速乾性に優れた糸を用いて1本・1本シラハセの手作業で編まれています。
ブランドのプロデューサーでありデザイナーでもある彼は、自身が編むストラップに様々な編み方や豊富なカラーバリエーションを展開する事で、身に付ける人に選ぶ楽しみや喜びを与えられると考えます。
サーファーならお気に入りのトランクスやビキニ、ボードとのコーディネイトを考えたり・・
家族や恋人と色違いで揃えてみたり・・
彼自身も膨大な数となる組合せの中から、新色を作りだす時が一番ワクワクしています。
色落ち・色あせしにくく・汚れたら洗剤で洗うと綺麗になるストラップです。そして、何より丈夫で切れにくく、ヘンプやコットン素材のモノと異なり、末永く愛用して頂けるハンドメイドアクセサリーとして制作されています。
【ペイント】CHAPTER1 / Kozue Naito
ネックレスのヘッドや小さなガラスビーズに描かれている「キーワード」は、シラハセと共に「CHAPTER1」として活動するナイトウのハンドペイントによるものです。ガラスインクと筆を使い描かれた文字はオーブンで焼き付けられます。
子供の頃から書道や模写が得意だった彼女が描く文字は、ハンドペイントならではの味わいを超えて正確かつ均一性さえも感じてしまう程です。コラボブランドからのオファーによりガラスビーズにロゴマークなどをハンドペイントする事も。
シラハセが創造するサーファーズアクセサリーの世界観を誰よりも理解している彼女は、Web制作やカタログ制作を行いクリエイティブ・ディレクターとしての役割も担っています。
【ヒュージングガラス】 glass hoppers / Noriko Haga
ブランドのスタート当初から「CHAPTER1」の第一弾・コラボアーティストとして参加するハガは「glass hoppers」の名で活動する、日本では数少ないトップレベルの技術をもつフュージング・アーティストです。
講師としても活躍する彼女は、多摩美術大学染織デザイン科卒業後、ステンドグラスとフュージングを制作するガラス工房での約5年間のアシスタントを経て、2005年より自身の工房を構えました。
溶融度を考えカットされたカラーガラスのそれぞれが、熱で溶けて融合し、レインボーカラーなどに彩られたドーナツ型のガラスヘッドが完成します。また、アブストラクトシリーズに用いられている包み込みの技法は彼女のオリジナルです。
シラハセのデザインを形にしてくれる「glass hoppers」は、10年以上経った今もドーナツネックレスには欠かせない「CHAPTER1」の共同制作者です。
【バリシルバー】 WiDHi / I Made Widiarsa
「CHAPTER1」の2人は、長年サーフトリップで訪れているバリ島の貧困問題に対するサステナビリティな活動の一環として、バリ島の伝統工芸を自分達の作品に取り入れることを永年思い描いていました。
シルバー線とシルバー点を繋ぎ作られる銀細工はとても魅力的で、バリ島へのサーフトリップの際は海から離れた山のエリアに位置するシルバーの村=チュルク村には必ず足を運びます。しかし、魅力的な技術とは裏腹に、大らかな国民性ならではのアバウトさがブランドのラインナップとして展開していく事を踏みとどまらせてしまいます。
チャリティ的な活動ではなく持続可能な仕事にしていくには、お互いが平等な関係でなくてはなりません。チュルク村にある沢山のシルバー工房に足を運び、自分達のパートナーとして永年一緒に仕事ができるシルバー職人に出会える日を待ちました。
そして2019年、シルバー職人「イ・マデ・ウィディアルサ(通称:ウィディ)」との出逢いにより遂に永年の想いが現実となります。彼はこれまで出会った誰よりも真面目で意思の強い職人でした。「彼ならきっとできるはず!」そう確信します。
ウィディは家の離れにある小さな工房で、シルバーを制作し家族の生活を支えています。